REIMS
ランス
1995.07.15、2016.04.09-10、2017.09.29-30、2018.01.20、2019.05.12

<概要>

 人口21人の比較的大きな町で、シャンパン生産のお膝元として、そしてノートル・ダム大聖堂(CATHEDRALE NOTRE-DAME)のある巡礼の地として有名です。

<見所>

 UNESCO世界遺産のノートル・ダム大聖堂は、古くは5世紀末にフランスを王国として統一したクロービスがSaint-Remiによって洗礼を受けた場所であり、あるいは15世紀に英国との百年戦争の劣勢を挽回したジャンヌ・ダルクがシャルル7世を戴冠させた場所であり、フランス史の重要な舞台となった場所なのです。

 現在の建物は13世紀に着工されたもので、優雅なゴシック様式です。とくに正面右側の彫像「微笑む天使(L'ANGE AU SOURIERE)」は彫像の傑作として有名です。

 この大聖堂は第二次世界大戦に巻き込まれ、砲弾等によりひどく破損し、天使の像も無残にもバラバラに砕け散ったそうです。それらを回収、修復して再び現在の姿にいたっているそうです。

 また、有名なシャンパン・メーカーのG.H. Mummの工場と豪華な館があり、その敷地内に藤田嗣治の眠るFujita礼拝堂があります。ローマ遺跡を利用した昔のワイン貯蔵庫があります。

 我が母校の祖La Salleの生家があり、見学時に一緒だった夫婦のご主人はReimsのLa Salle高校出身だった。

 Place du Forum(ローマ遺跡を利用した昔のワイン貯蔵庫)やLa Porte de Mars(3cのローマ凱旋門)など、ローマ時代の遺跡もあります。

 Musee Saint-Remiへ行ってみましたが休館。隣のBasilique Saint-Remiの周りを散歩。1007年頃のロマネス様式の修道院に1162年にファサードがつけられ、その後ゴシック様式に改修されたようです。内陣には5c末のSaint Remiのお墓があるそうです。

<ホテル> Reims.html

 町中は季節外れなのか閑散としていてすんなりとホテル前に到着し、チェックイン。立派な市庁舎の横にある古いホテル。

Hotel Reims Centre Brit Hotel Aux Sacres
9 Rue du General Sarrail, 51100 Reims
hotel-reims-centre.fr
03 26 47 50 80

<レストラン>

 夕食はHalles du Boulingrin近くのレストラン街。フォアグラやリ・ド・ボー(腎臓の煮込み)などを食べました。このレストラン、レベルが非常に高く美味しかった。

La Table des Halles
23 Rue de Mars, 51100 Reims
la-table-des-halles.fr
03 26 35 25 96

*1) 藤田嗣治(Tsuguharu Fujita/Leonard Foujita)は1913に27歳でフランスに来て絵画を学びます。第二次大戦後の1959年にランスの大聖堂で君代夫人とともに洗礼を受けまっす。そのときの代父はシャンパン・メーカー、マムの社長であるルネ・ラルー(Rene Lalou)。1966年初夏、80歳の藤田は礼拝堂内部のフレスコ画に着手。全部で200m2にもおよぶ空間をわずか90日間で仕上げました。正面の壁画にはキリストを抱いた聖母が描かれ、その右側のサインの部分に君代夫人が描かれています。君代夫人は2009年4月に逝去され、最愛の夫が眠る礼拝堂右側、≪最後の晩餐≫の絵の下に葬られました。

2019.05.12

 ParisのPort d'Orleanから妻の語学学校プロモートのChampagneバスツアーに参加(eur45/人)。09:40までに集合して10:00にバスが出発するはずが、実際には全員が集まったのは10:40。Metro4番線が停止していたのでしょうが無いとは言え、こちらはTAXIで駆けつけたというのに・・・。

 それはさておき、運転せずに風景を見ながらのバスは楽ちん。でも遅い。Epernayまで約2時間かかりました。でもEpernayには立ち寄らずReimsへ行き定番の Cathedrale Notre-Dame de Reimsを見て、その後シャンパン工場のChampagne de Castellaneを訪問。とても大きな工場で内部を見学させてもらいました。結構面白い。個人で訪ねるとeur12/人で入館できるようです。最後はシャンパン一杯が無料で試飲出来ました。なかなか美味しかったので当たり年2009年のボトルを2本購入しましたが、価格は2本でeur50程度でした。


Epernay付近の菜種畑

Epernay付近の葡萄畑

Cathedrale Notre-Dame de Reims

側面にあるSaint-Denisの首無し像

ファサード右の倒れ防止処理

シャガールのステンドグラス

La Salle没後300年記念

バラ窓

Cathedrale Notre-Dame de Reimsファサード

シャンパン工場Champagne de Castellane

Champagne de Castellaneの塔

地下の工場への入口

無料試飲コーナー

博物館

博物館

Champagne de Castellane正面

バスで帰る途中の飛行機雲

バスで帰る途中の飛行機雲
2017.09.29-30

Chapelle Foujita

Chapelle Foujita内部



フジタの自画像あり


フジタの奥様の肖像画あり

Chapelle Foujita中庭
 その後、ホテルに戻って車をおいて、徒歩で市庁舎の横を通ってHotel de La Salleに行きましたが、扉が閉まって公開されている感じではありませんでした。

立派な市庁舎(Mairie)の正面

La Salleの生家

La Salleの生家

La Salleの生家
 最大の見所はUNESCO世界文化遺産のノートル・ダム大聖堂(Cathedrale Notre-Dame de Reims)にはジャンヌダルクやLa Salleの像がありました。その後、Musee des Beaux-Art de Reimsでフジタの作品を幾つか見ました。

Cathedrale Notre-Dame de Reims

Cathedrale Notre-Dame de Reims

モデル

シャガールのステンドグラス

Musee des Beaux-Art de Reims
 食後、 Cathedrale Notre-Dame de Reimsのイルミネーション(22-23時)を見に行きました。素朴に照らす感じがとても素敵でした。

Cathedrale Notre-Dame de Reims


微笑む天使(L'ANGE AU SOURIERE)

市庁舎(Mairie)の正面のイルミネーション

市場

市場
 Musee Saint-Remiへ行ってみましたが開館は14:00以降のようです。隣のBasilique Saint-Remiでは明日10/1のSaint-Remi祭に向けた準備が行われていました。

Musee Saint-Remiは午後開館

Basilique Saint-Remiのファサード、ちょっとだけロマネスクっぽい

Basilique Saint-Remi内陣

明日10/1(10月の第一日曜)はSt-Remiのお祭り

お祭り用にシャンデリアの装飾をしている

ろうそくに導火線をつけている

Saint-Remiのお墓

Saint-Remiが洗礼したフランス王

Saint-Remiの洗礼を受けるフランク国王Clovis
2016.04.09-10

ホテルの部屋からRue du General Sarrail

立派な市庁舎


シャンパーニュ工場 G.H. Mumm


フジタ礼拝堂(Chapelle Fujita)

シャンパーニュ会社 G.H. Mumm

シャンパーニュ工場

立派な市庁舎(Mairie)の正面

ローマ遺跡を利用した昔のワイン貯蔵庫

木骨組の家の町並みが印象的

La Salleの生家

La Salleの生家

La Salleの生家

La Salleの生家

La Salleの生家

La Salleの生家

Cathedrale Notre-Dame de Reims

Cathedrale Notre-Dame de Reims

微笑む天使(L'ANGE AU SOURIERE)

シャガールのステンドグラス

ジャンヌ・ダルク像

Saint Jean-Baptiste de La Salle像(1651-1719)

ルイ15世像

さて、夕食です、まずはフォアグラかな

羊肉だったかな?

リ・ド・ボーを鍋ごと持ってくる

夕食のレストラン

Basilique Saint-Remiのファサード、ちょっとだけロマネスクっぽい

翼廊(Transept)のポルタイユはゴシックっぽい

後陣もゴシック
1995.07.15

微笑む天使の像

ノートル・ダム大聖堂

1995.07.15

ノートル・ダム大聖堂<絵葉書>

ノートル・ダム大聖堂<絵葉書>

微笑む天使の像<絵葉書>

ノートル・ダム大聖堂

ノートル・ダム大聖堂

微笑む天使の像